>>>千葉県知事選−自民・県議の関政幸氏を擁立
来年4月の任期満了にともない行われる千葉県知事選挙で,自民党千葉県連は県議会議員(3期目)の関政幸氏を擁立する方針を決めした。関氏は41歳。弁護士で,平成23年の県議会議員選挙に千葉市緑区から自民党公認で立候補して初当選。関氏は「今,直面している新型コロナウイルス,台風,それに地震への対策などに取り組みたい。」とする。
千葉県知事選挙に向けては千葉市長の熊谷俊人氏(42)が立候補を表明していて,自民党と公明党の一部の国会議員が支援を明らかにしているほか立憲民主党千葉県連が支援を決めている。また,元船橋市議会議員の門田正則氏(73)が立候補を表明しており,共産党は独自候補の擁立を検討している。
次の千葉県知事選挙をめぐっては3期目の森田知事は今期限りで退任することを表明している。前回の選挙で森田知事を支援した自民党千葉県連は当初,前スポーツ庁長官の鈴木大地氏の擁立を検討したが,鈴木氏が辞退したことから,再び人選を進めていた。
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熊谷氏は2009年、千葉市議から旧民主党などの支援を受け31歳で初当選。当時,全国最年少の市長だった。台風災害や新型コロナウイルス感染症対策などで判断が遅れがちな県の対応をツイッターでたびたび指摘してきた。国にも,コロナ対策の10万円の特別定額給付金の振り込みで自治体が混乱したことに苦言を呈している。