25年無免許運転,教頭免職処分 − 千葉県教委
出典:千葉日報,産経新聞
報道によると,千葉県教委は28日,道交法違反(無免許運転)などの疑いで千葉県警に逮捕された柏市立柏第三小学校のI教頭(52)を免職の懲戒処分にした。教頭は1994年〜先月上旬の約25年間,無免許にも関わらず通勤などのために自家用車を運転。2015年度はミニバイクで,16年度以降は車での通勤を届け出ようと偽造した免許証の写しを提出していた。
また,届け出に基づき15年度から昨年度までの通勤手当と出張旅費の計約22万円が支払われており,県教委は不正受給として全額返還を求める。岩倉教頭は返還の意思を示しているという。県教委の調べに対し,教頭は「子どもや同僚の信頼を裏切ってしまった。何度も免許を取ろうと意識したが考えが甘かった」と話しているという。
教頭を巡っては無免許運転に加え,スクールゾーンの通行許可申請書に偽造した免許証の写しを使ったとして,県警柏署は今年7月に偽造有印公文書行使の疑いで逮捕。千葉地検は7月23日処分保留で釈放されている。